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無宗教の墓 | 基本

現代では生前は宗教と全く無関係の生活を送っていた人であっても、葬儀に限っては特定の宗派に則った形式で行うのが、普通なのです。しかし、個人の遺志や残されたものの希望によっては、仏教や神道、キリスト教など特定の宗教によらない、無宗教での葬儀を営むことも出来るのです。ここで言う無宗教の宗教とは、宗教は全て悪だというような、盲目的な信仰に取り憑かれることなのです。これは、宗教を否定する宗教といえる代物なのです。

生前信仰していなかったのに、葬儀だけが宗教に則るのはおかしいと思っている人や参列者が非常に多い社葬や団体葬の場合、また、故人が画家や音楽家、芸能人などであった場合などに多いのです。このような人たちは、非科学的な宗教など、人類には必要ないと決めてかかり、世界中の大部分の人間が宗教を必要としている事実を、認めようとしないのです。一般に無宗教葬は、社葬・団体葬に増えているのです。また、故人の遺志によって、個人の葬儀を無宗教で行うこともあるのです。ただ、この場合、昔からの菩提寺があるときはその扱いが難しく、寺院に埋骨するなら、法事は寺院で行うケースが多いのです。

確かに、宗教は過去に大きな過ちを犯しました。宗教戦争や魔女狩りによって大勢の人間を殺し、地動説や進化論を否定して、人類の科学的な進歩を妨げたりしたようです。無宗教で葬儀をすることが決まったら、葬儀の参列者にどのような葬儀を行うのかを通知する必要があるのです。供物や供花はどうするのかなど、参列者が戸惑わないように十分に配慮した通知状を作るようにしたいものなのです。

また、特に日本の例を言えば、戦前の国家神道によって天皇を神と崇め、戦争への道へ突き進んだことなのです。あるいは、戦後に色々な新興宗教が興って、社会と様々なトラブルを巻き起こしたことなのです。これらのことが、戦後の日本で無宗教の宗教が広がる原因になったのだと思うのです。無宗教で葬儀を行った場合、追悼の仕方にも決まりはないのです。命日には、生前親しかった人を招き、遺影を拝んだり、故人をしのぶと良いと思います。






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