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無宗教の墓 | 形(2)

無宗教葬をするとなると、そのお寺の檀信徒であること、というお寺の墓地の使用条件に抵触して、お母様の遺骨は、お寺にあるお墓には埋骨できないという事態も予測されるのです。その結果が、道徳観念の不足であるとか、心を病んでいるとか、不登校の子供が沢山出るとか、社会の不安定要素が感じやすい子供達に表れているように思うのです。お寺の墓地というのは、寺院境内墓地と言い、一般に開放されたものではないからなのです。

あくまでその宗教団体の信者、檀信徒の供養のための宗教施設という位置づけをもっており、公営墓地や民営墓地とは違う性格をもつとされているからなのです。地域共同体でお互いに支え合って、しきたりを守っていれば良いという安心感を失って、現代人は何か不透明な不安感に襲われているように見えるのです。裏を返せば、皆人間としての自立を要求されているというのが現代人だとも言えるのです。

公営墓地や民営墓地は宗旨を問わないのに対し、寺院境内墓地では宗旨が問われる可能性が高いようです。墓地の管理者であるお寺が認めれば別なのです。それでは何か宗教をやりたいが、宗教といっても何となく信用できないのです。その上、誰も宗教について教えてくれないようですので、現代の日本人は迷える羊なのです。そして何かに憑かれたように忙しがって、馬車馬のごとく走り回り、心身の柔軟性を失っている人を沢山見かけるよになってきているのです。






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